素材について

銅

銅(どう)は、赤褐色の光沢を放つ金属の一種です。
金属では銀の次に導電性が高く、 高い電気伝導度と熱伝導度と相まって、電気・電子部品として、ばね・コネクタや半導体リードフレーム材料として多く使用されています。
耐食性は比較的優れる
表面は自然酸化皮膜が形成されやすく、大気放置すると変色します。

黄銅

黄銅

黄銅(おうどう、brass)は、銅Cu と亜鉛Zn の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう別名、真鍮(しんちゅう)と呼ばれる。
銅と亜鉛の割合によって、亜鉛が5~20%未満、赤みが強いものは丹銅(たんどう)ゴールドブラス。
亜鉛が30%で七三黄銅(イエローブラス)、亜鉛が40%で六四黄銅となる。
亜鉛の割合が多くなるにつれて色が薄くなり、少なくなるにつれて赤みを帯びる。
被削性を高めるために鉛Pb を添加した快削黄銅や、錫(すず)Sn を添加し耐海水性を高めたネーバル(naval)黄銅(海軍黄銅とも言う)などがある。
適度な強度、展延性を持つ扱いやすいと合金とされており、電気部品の締結部材や機械の水栓金具などによく使用されている。
また金色の見た目をしている事から建築用としてもよく利用されています。

アルミニウム

アルミニウム

アルミニウムとは原子番号13、元素記号Alの元素で、軽くて強度が強い耐食性がすぐれる、加工しやすい、磁気性を帯びない、銅に次いで電気をよく通す、低温に強い、毒性がない、光や熱を反射する、リサイクルしやすいという特徴があります。
アルミの比率が高い純アルミや、マグシウムを混ぜて合金アルミなど、様々な用途に対応している部材です。
アルミ缶をはじめ、車のボディ、車両、自転車、船舶、航空機、建築部材などあらゆる所で使われています。

ステンレス

ステンレス

ステンレスは鉄の持つ容易にさびるという弱点を防止するように改良され鉄にクロムを加えた合金鋼で、さらにニッケル・モリブデン・銅などを特殊な元素を加え、耐食性・耐熱性・その他の性質を向上させたものである。
さびにくい鋼とも言われている。
流し台、洗濯機、魔法瓶、配管、など耐食性に優れた場面で使用される場合が多いです。