

黄銅
黄銅(おうどう、brass)は、銅Cu と亜鉛Zn の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう別名、真鍮(しんちゅう)と呼ばれる。
銅と亜鉛の割合によって、亜鉛が5~20%未満、赤みが強いものは丹銅(たんどう)ゴールドブラス。
亜鉛が30%で七三黄銅(イエローブラス)、亜鉛が40%で六四黄銅となる。
亜鉛の割合が多くなるにつれて色が薄くなり、少なくなるにつれて赤みを帯びる。
被削性を高めるために鉛Pb を添加した快削黄銅や、錫(すず)Sn を添加し耐海水性を高めたネーバル(naval)黄銅(海軍黄銅とも言う)などがある。
適度な強度、展延性を持つ扱いやすいと合金とされており、電気部品の締結部材や機械の水栓金具などによく使用されている。
また金色の見た目をしている事から建築用としてもよく利用されています。

